私にとってアウトプットとは何か
ひょんなことから
僕は技術エントリを自分のために書いているわけではない - Diary of a Perpetual Student
というエントリを読んで「なるほどなぁ、自分の場合はどうかなー」と考えたので文章にしてみた。
TL; DR
- やはり自分のためのメモとして書いてる。
- 内なる承認欲求モンスターの鎮静剤として書いてる。
- 自己分析のために書いてる。
以下ポエム。オチはないです。
いったんちょっと話が逸れますが、まず自分が普段どんなアウトプットをしてるか整理しておきます。
先に結論を書くと、「まともにアウトプットしてない」のですが。
knowledge 共有やブログ記事の類
エンジニアのバロメーター扱いされることもままあるこの活動、現在のところ私はまともにやってません。
やらないよりはやってたほうが良いというのは頭では分かっているんですが、なぜやらないのかは自分でもよくわかっていません。
少なくとも技術に対する興味関心がなくなったわけではないと思う(エンジニア続けてるわけだし)。
記事類を書かなくなった時期が、ちょうどリモートワークにシフトした(プライベートの時間が増えた)時期と重なるので、単に仕事よりもプライベートを優先した結果かな。
「プライベートでも開発活動やってる人はいっぱいいるよね?」と言われれば返す言葉もありません。これは完全に私の個性・性格の問題で、開発やってるよりゲームしてる方が楽しいからとしか言えない。
理由はさておきこのブログはどうなのかというと、正直まだ始めたばかりなので扱いに迷っています。
開設のきっかけは株式会社はてなへの入社で、正直に申し上げると
- 周りの社員がみんなブログを持っていて、アウトプットをスコアリングする社内活動もあるらしいので、とりあえず乗っておくか〜。
- Qiita は閉じちゃったし、Zenn も ZennZenn 使ってないし、でもまわりはみんな何か書いてる雰囲気なので一応開設して場所作っておくか〜。
という程度でした。改めてテキスト化するとひどいな。
まぁ「周りに乗っかってとにかく始めてみる」という1点のみにおいては良かったのかも。
現にちょっとずつ「記事書くの、なんか楽しいかも」と感じ始めています。
その他
GitHub にささやかなコードを残したりしてます。
活動頻度の方はというと、気まぐれに細々といった程度。
本当に気が向いたときにしかやってないですね。
個人的はそれ(活動が少ないこと)についてネガティブなイメージは持っておらず、自分の場合はこの姿勢だからこそいざ動くときに最高のパフォーマンスが出せるのだと思ってます。自分にはこのやり方が合っている、というか。
…回りくどい言い訳に聞こえなくもないな 🤔
私にとってアウトプットとは何か
さて本題。
記事冒頭の TL;DR に完結してますが、順番に見てみます。
メモ書き的な側面
かっこよくいうと ✨✨ public な knowledge とするためにアウトプットしている ✨✨
しかし実態は、単に「書かなきゃ忘れてしまうから・身につきにくいから」というだけだったり。
私は脳内メモリ領域が狭く、かつ迅速に揮発する生き物のようで、意識の最前線にあるもの以外はポンポン忘れていくという自覚があります。
書くことによって、その「X という情報そのもの」に「X について書いた」という付帯情報が増え、印象深くなることで忘れにくくなる気がします。
また文章化して推敲することで、情報が整理されて理解が進むという副次効果もあると思います。
ただ、実は書いたものを読み返すことはあんまりなかったり。
なぜなら、書いているときはそのネタが自分の中でタイムリー / トレンドであり、意識の最前線にあることが多く、わざわざ読み返さなくてもまだ覚えているからです。
そう考えると、私が「知識を文章化する」という行為は、システム運用におけるデータアーカイブに似ているかもしれない?それも、メモリ上のデータをいきなり AWS S3 Glacier とか GCS Coldline に持っていく感じ。
「めったに読み返さないけど、捨てるのもなんだから保存しておこうかな…」みたいな。
いいね欲しさ
やはり 人から認められると気分が良くなるもので、内なる 🦖🦖 承認欲求モンスター 🦖🦖 を鎮めるためにアウトプットを行うことがあります。
knowledge 共有としてアウトプットされた情報は、ほとんどの読み手はわざわざそれを探しにきており、だいたい何かしらのリアクションがもらえるので嬉しいですね。
自己分析
漠然と考えていることをそのまま素直にテキスト化する、ということをたまにやります。
ネガティブな独り言の連発になることもあります(ネガティブ吐露="ネガトロ" と自分で呼んでる)。
いったん頭の中のモヤモヤを全部吐き出してから、努めて客観的に「こういう事を考えている自分さんがいる」と認識し、果たして自分は何がしたいのか、何をすべきか…と考えたりします。
「思考を吐き出す」という意味でアウトプットの例に挙げてみましたが、これに関しては形に残すことはまずなく、モヤモヤが晴れたら消しているかも。
以上。
オチも何もない話でした。